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小右衛門新田絵図

更新日:2022年8月17日

日比谷家に伝わる絵図である。江戸時代の小右衛門新田は明治以降、小右衛門町となり、現代の住居表示で中央本町、梅島、平野と周辺に分かれている。武蔵国足立郡渕江領のほぼ中央に位置し、西に日光道中(図中では小右衛門新田 「日光海道」)、東に大原道(同「八条領道」)の中間に広がっていた(天保12年・1841年「小右衛門新田絵図」日比谷家伝来資料)。村は渡辺小右衛門、日比谷小左衛門ら7名の武士達が元和2年(1616年) に開墾した新田であった(小右衛門大明神縁起)。足立区周辺の新田開発は、戦国時代に西部から始められ、江戸初期にさらに開発が進められ次第に東部へと拡大していったようである。


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