千葉光胤 (千葉道三郎)
紙本墨筆 一巻
安政3年(1856年)
北辰一刀流の免許状であり日比谷健次郎に授与された目録である。
巻子装となっており、巻頭に北斗七星の紋が金地に施され、前半部には兵法の内容が箇条で記されている。後半には千葉常胤(ちば つねたね)からの家傳北辰流と伊藤一刀斎から御子神典膳と連なる傳流一刀流が合して (「両傳合法」)となり、千葉周作により北辰一刀流が成立した系譜を示している。
千葉道場・玄武館は江戸・神田於玉ヶ池(現千代田区神田東松下町)にあった。
千葉常胤 北辰流開祖 源頼朝の四天王 千葉氏中興の祖
伊藤一刀斎 夢想剣の使い手 剣聖と呼ばれる
御子神典膳(小野忠明)将軍家指南役
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